お知らせ

一人暮らし高齢者が3万人に(2010年国勢調査から)

2010年に行われた国勢調査(平成22年10月1日現在)で,県内の一人暮らし高齢者が3万人を超えることが分かりました。

 11月20日付け徳島新聞によると,昨年行われた国勢調査(昨年10月1日現在)で,県内の一人暮らし高齢者が初めて3万人を超えることが分かりました。
 これは,高齢者人口全体の15.4%を占めており,20年前の2倍以上に増えています。

 背景には,核家族化の進行に伴い,高齢者のみの世帯が増加,配偶者に先立たれて必然的に一人暮らし高齢者が増えているとされています。
 町村別では,高齢者数に対する一人暮らし高齢者の割合が最も高いのは,つるぎ町で22.7%,次いで三好市の19.4%,海陽町の19.1%となっている。旧市町村単位でみると,旧一宇村では,65歳以上の実に32.8%が一人暮らしという状態となっています。

 記事では,孤独死の問題が取り上げられ,昨年1年間に県内で死後発見された65歳以上高齢者の数が216人にのぼり,10年前の2倍以上となっているとされています。 今後,一人暮らし高齢者が安心して生活を送るためには,行政等による支援はもとより,地域全体によるきめ細やかな見守り,支え合い体制の整備が重要となってきます。

 老人クラブが行う友愛訪問活動も,こうした地域支え合いの一助を担っており,更なる活動の充実,強化が求められています。

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