宣 言
戦後の厳しい状況の中、昭和32年9月、全国に先駆けて結成された徳島県老人クラブ連合会は、ここに創立50周年を迎えました。
この間、老人クラブの育成と個人の教養を高めようと開設され、全国の草分けとなった「老人大学」、設立間もなく創刊され、全国的にも希少な月刊新聞として、現在も会員に愛読され続けている「老友新聞」など、先駆的な活動に取り組みながら、高齢者福祉の向上に努め、八百六十クラブ、五万人を超える組織に成長しました。
高齢者の存在感は増大し、福祉の充実や地域課題に果たす役割はますます高まっています。
徳島県老人クラブ連合会は、輝ける半世紀の足跡に確認を持ち、高齢者を代表する組織として、新たな歴史の創造とさらなる発展をめざし、今後も各世代間と連携しながら「健康」・「友愛」・「奉仕」の三大運動を軸とした幅広い地域活動に取り組み、「ゆとり」と「うるおい」に満ちた明るい社会づくりの実現に向け、邁進することを誓い宣言します。
平成19年9月25日
徳島県老人クラブ連合会創立50周年記念大会 |