課題となっている高齢者の移動手段について学習 ~市町村老連役員等研修会及び新年互礼会を開催しました~

本年1月14日、徳島市のホテル千秋閣において、年始の恒例の行事として「市町村老人クラブ連合会役員等研修会」を開催、各市町村の役員等69名にご参加いただきました。
三宅会長による年始のあいさつ、来賓の田上保健福祉副部長のあいさつに続いて、令和7年度に行われた全国老人クラブ連合会及び四国4県老人クラブ連合会協議会表彰の伝達を行い、ご出席いただいた各被表彰者に対し賞状及び記念品が授与されました。

今回伝達された表彰及び被表彰者は下記のとおりです
○全国老人クラブ連合会会長表彰
 ・老人クラブ育成功労  藤村松男(鳴門市)、谷勝三郎(つるぎ町)
 ・若手リーダー育成功労  武田一比古(美馬市)
 ・優良老人クラブ  寺尾長寿会(佐那河内村)
 ・優良老人クラブ連合会  東みよし町老人クラブ連合会
○全国老人クラブ連合会「活動賞」
 ・ボランティア活動部門  山田クラブ(牟岐町)
○四国4県老人クラブ連合会協議会表彰
  池上善三(小松島市)、小野瑠璃子(三好市)、高原義人(板野町)

基調説明では河田常務理事兼事務局長から、老人クラブと自治体との連携を呼びかけた厚生労働省の報告書「地域共生の推進に向けた老人クラブとの協働を目指して」に関する経緯等の説明と、研修のテーマでもある「高齢者の交通手段」について、老人クラブ会員に対して行ったアンケート調査の中間報告を行い、「公共交通の便が少ない」「今は運転できるが将来的に不安」といった意見があることが報告されました。

講演は、全国各地の移動問題の支援を行っているNPO法人全国移動サービスネットワーク副理事長の柿久保浩次(かきくぼこうじ)氏を招いて、「高齢者の移動手段を確保するために必要な取り組みと制度」と題して行われました。今後支援を必要とする方の増加も予測され、地域の状況はますます厳しくなると思われる。コミュニティバスやタクシーに加え、自家用車を活用したボランティアなどの参入も必要とされ、制度も緩和される方向に進んでいる。まずは地域の担い手となる方々(行政や自治会、地縁組織、社協など)が、地域の困りごと(「誰が何に困っているか」)を把握することが大切であるとされ、実際に運用する際の「謝礼」や「実費」の考え方、事故への備えについても詳しくご説明いただきました。あわせて全国各地の移動支援の事例、本県那賀町における生活支援の取組などが紹介され、参加された方々は熱心に聞き入っていました。

午後からは、恒例の新年互礼会を実施、細井啓造 顧問(前県老連会長)による乾杯のご発声で宴会がスタート、参加者は、食事を楽しみながら他の市町村から参加された方々との親睦を深めました。
また、会の始めには、本会の名誉顧問でもある後藤田正純 徳島県知事も駆けつけ、新年のご挨拶をいただきました。

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