老人クラブとは
地域を基盤とする高齢者の自主的な組織です。
【1】仲間づくりを通して、生きがいと健康づくり、生活を豊かにする楽しい活動を行うとともに
【2】その知識や経験を生かして、世代間交流をはかり、地域を豊かにする社会活動に取り組み
【3】明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努めることを目的としています
会員
入会を希望する高齢者で、概ね６０歳以上の方を対象としています。
また、準会員や協力会員制度を導入しているところもあります。
組織
日常的に声をかけ合い、歩いて集まることのできる小地域の範囲で組織しています。クラブの規模は３０名から１００名を標準としています。
組織体系
小地域ごとの老人クラブ(単位クラブ)を核に、市町村、都道府県・指定都市、そして全国に連合会(老人クラブ連合会)が組織されています。
運営
- 老人クラブは、自主的かつ民主的な運営をしています。
- クラブの役員は高年、若年、男女の構成にも配慮して選出しています。
- クラブの運営は、１人あたり年間1,000円程度の会費によってまかなわれています。
国・地方公共団体の支援
「老人福祉法」(第１３条)にも位置づけられ、老人福祉、地域福祉の向上をはかる老人クラブの活動に対して、国や地方公共団体からの支援が行われています。
魅力
- 地域に同世代の新しい仲間(友だち)ができる。
- 活動への参加によって、閉じこもりの防止になり、健康の保持・増進につながる。
- 知識や経験をいかし、新しい能力の発揮ができる。
- 社会活動への参画と貢献ができ、地域での役割ができる。
- 孤独感もなくなり、心の安らぎが得られる。また、活動を通じて達成感や充実感も得られる。